皆様、お元気でしょうか?
連日、40度超えの酷暑日が全国各地で観測されるなど、ここ毎年ではありますが異常な気候が続いています。
私個人としては、6月から新たな業務を任されることもあり、バタバタしていたため、投稿がおざなりになっていました。
もし…、もし、私の投稿を楽しみにされていらっしゃる方がおられましたら、申し訳ありません。(でも、そのような人はおられませんよね。)
自己満足で書いている投稿ですので、少しでもご興味を持たれた内容があれば幸いです。

災害が起きた時に、市職員は…

今回は、先週に発生してしまった熊本地震に関連して、地震などの災害が発生した際の市職員の働き方について、紹介させていただければと思います。

災害対策部署は?

どの市区町村にも、災害対策部署があります。生活安全、危機管理、災害対策本部などなど、様々な名称があるかと思います。

これらの部署の職員は、基本的に、災害発生に備えた対策などを普段は行っています。災害に強い市区町村にするため、ハザードマップの整備や設備の管理、備蓄の管理などを行なっています。この季節は、台風による大雨、洪水が予想されるため、それらの対策や、警報発生時に災害発生に備えて庁舎に待機したりしています。

また、災害発生時に市区町村の職員がどのように動くか、その計画を策定して運営しています。

災害対策部署には、事務職員も異動で配属されることは多々あります。体力が必要な部署のため、比較的、体育会系の職員が多く配置されている傾向があります。

災害時に職員はどうする!?

災害対策部署は上記のように、普段は対策で備え、災害発生時は陣頭指揮を行ないます。

一方、その他の職員といえば…
市区町村によるかもしれませんが、およそ

  • 震度5弱以上の地震が発生したら、全員庁舎に参集
  • 大雨や洪水の特別警報が発令されたら、全員参集 などなど

基本的には、自身や周りの身の安全の確保が出来次第、庁舎に参集します。
ここがネックなポイントです。自身も被災者でありながらも、市区町村の住民の援助に動く必要があります。そのため、家がグチャグチャになったとしても、体に支障がなければ、家族を置いて、庁舎に向かう必要があります。
「家族 < 住民」 といった形ですね。

これは、公務員の宿命だとも思えます。こういうことがあるので、公務員の身分保障が手厚いといった点もあります。
そのため、公務員になろうとされている方は、家族を置いて行けるか!?ということも承知しておく必要があります。

やること

災害時の職員の働き方は、

  • 避難所の開設・運営
  • 備蓄品の配布
  • 各施設への対応
  • 被害状況の把握
  • 罹災証明の発行 などなど

上記のようなことは、基本的には住民の生命や財産を守るためです。これらのことを、災害の規模にもよりますが、1日~数か月実施します。
もちろん、そのほかの通常業務も回していかないといけません。

そのため、非常に多忙になります。1,2週間も自宅に帰れず、庁舎で仮眠を取りながら四六時中、対応に当たっている職員もいます。

被災地への支援も

被災地やその周囲の市区町村の対応だけでは、生活や業務が回らなくなることは多々あります。
そのため、遠方の市区町村の災害対策部署の職員が備蓄や設備を持って被災地に支援しに行くことがあります。

今回の熊本地震や2年前の能登地震の時もそうですが、実際に全国各地から支援に向かう職員がいます。市区町村から数名程度だと思いますが、現在も支援を行なっている地元の職員がいます。

なにかあっても一呼吸おきましょう

かつて市職員だった私の目線で考えますと、職員は懸命に対応にあたっています。
ただ、そんな何度もある対応ではないため、職員も経験が少ないです。手探りで対応に当たっています。そのため、不備があったり、対応がマチマチだったりします。

被災者はどうしても辛く苦しく不自由な日々を送っているため、心に余裕がなくなります。人に対してやさしさを持てなくなりがちです。職員に対して罵倒するシーンもよくあります。ネットでもよく職員に対して、心ない投稿が見受けられます。

支え合いが大事です。その職員も被災者です。被災した家族が困っている状況かもしれません。それでも、懸命に動かれている職員に対して、優しくするまでは無理でも、あまり強く当たらないようにしてください。はけ口がそこしかないかもしれませんが、職員も被災者であり人です。同じように傷ついていて、同じように辛い気持ちでいます。

なにか強い言葉、感情が出た際には、そのまま吐き出さずに一呼吸おいてください。周りで聞いてしまう人にもショックを与えます。

どうか、すべての人が一日でも早く普通の生活に戻れますように。。。