おはようございます、こんばんは。
今日は一日どんな日になるでしょうか?しんどく始まる朝かもしれませんね。調子がいい一日かもしれません。
また、どんな一日でしたか?楽しかったですか?しんどい割合の方が大きかったでしょうか。
明日はどんな一日になるでしょうか。せっかくなら少しでも楽しい気持ちになれるといいですね。

今回は、鬱から抜け出したいと思っているかたに参考になればと思い、書いていこうと思います。
よろしければ、読めるときに読んでくださいね。

あせらないでください

まず、第一にお伝えしたことは

「決して焦らないこと」

です。
やはり、鬱などで休んでしまうと、

「一日でも早く戻らないと」
「授業に遅れてしまう」「友達に仲間外れにされてしまう」
「周りに迷惑をかけてしまう」「あの業務もこの業務も気になる」
「戻りづらくなってしまう」

と考えがちだと思います。
私もお恥ずかしい話、休職してから3ヶ月間くらいは主治医から
「全然休めてないです」「逆効果です」「良い意味で割り切りましょう」
など色々とアドバイスをいただきました。でも…

「そんなこと言ってもどうしようもないよ」
「自分でもわかっているけど、こんな状況なんだから仕方ないじゃん」
「じゃあ、どうしたらいいの」

と、より考えてしまっていました。

結局は、「焦らないこと」が最重要なんですよね。
ただ、そう言っていても難しいのが、鬱というものだと思います。
そのコントロールが出来ていたら、そもそも鬱になんてなっていなかったと思います。
感情や脳の思考のコントロールが難しくなってしまっているのが、鬱という症状の1つだと思います。
じゃあ、どうしたらよいのか、ひとつずつ説明していきます。

1:毎朝、「今日も一日いい日になる」と10回以上言おう

経験からお伝えすると、鬱って「自分で自分をより追い込んでいる状態」だと思います。
「早く寝ないといけないのに、全然眠れない」
「あの人、自分のことこうやって悪く思っているんだろうな」
「どうしてこんな思いしないといけないのか」
「迷惑かけちゃいけない」「失敗したくない」 等々

頭で色々と考えてしまって、それも原因となって思考が悪いベクトルに固定されているんだと思います。

じゃあ、逆のことも習慣化してみよう!ということです。
悪いベクトルで考えている分、良いベクトルで考える習慣を少しずつ付けていこう!ということです。

そこで、毎朝、目が覚めた時でも、眠れず外が明るくなってきた時でもいいので、布団のなかで
「今日も一日いい日になる」
と10回以上唱えてみませんか?

10回もできない場合は、始めは1回からでもいいです。
ちょっと増やしてみようかなと思えた日は回数を増やして言ってみましょう。
毎朝、言うのを習慣化することで、頭の思考がほんの少しずつでも良い方向のベクトルに変わっていきます。


ここで注意していただきたいのが、声を出して言うことです。
その声を自分の耳で聞くことで、さらに脳を良いベクトルに洗脳できると思います。(表現方法はアレですが)

毎朝「今日も一日いい日になる」と言うことで、なんだか少しでも楽しい気分にならないでしょうか?
始めは全然そんな気分にならなくても、「継続は力なり」でやり続けているうちに、変わってくると思います。

朝から、少しでも笑顔になれますように…

2:理想を追い求めない

「今日はあれもこれもできなかった」
「全然眠れない」
「アレしようと思ったのにできなかった」

そう考えると、もっと自分を追い詰めてしまいます。
出来ないことばかりで当然です。前は出来ていたのにできなくなった、これも仕方ないです。
今の自分は一時的に出来ない状態になっているだけだと思いましょう。
いずれ、できるようになりますので、出来なかったことを数えることは控えましょう。

なんだかんだあったけど、今日も一日生きていられた
そんな自分を褒めてあげましょう。(褒める所がないかもしれませんが、生きているだけでしんどい思いをしているのに、生きていられたのですから。生きるだけでも、起きて、食べて、考えて、スマホ見て、等々、やれていることはたくさんありますよ。それが少しずつ増えていきますので、大丈夫です)

眠れなかったとしても大丈夫です。焦るとより眠れないですし、それがしんどくなる原因にもなるので、眠れない日は自分の好きなこと(好きだったこと)をやって一夜明かしてみてもいいと思います。日中眠たくなったら、昼寝すればいいですし。

少し前の自分なら、あんなこともこんなことも簡単にできたのに…
と自分を責めると、よりしんどくなりますからね。諦めどころを色々と作っていきましょう。
今はゆっくりやっていきましょう。

3:なるようになると言い聞かせる

「いつか心から笑える日が来る」
「今のことを笑い話にできる日が来る」

そんな希望を信じてみましょう。
鬱の時は、良い方向に進むということは考えられなくて、何故か絶対悪い方向に行くんだと信じてやまないと思います。不思議ですよね。私は、「こんな自分なんかに良いことなんて起きるハズがない」と信じ切っていました。
でも、そうなると、1で書いたように、自分で悪いベクトルに洗脳してしまうんですよね。
だから、それを考えた分、良い方向のことを考えてみましょう。

「あれおいしかったな」
「これ楽しかったな」
とかなんでもいいので、思い出にふけるのもいいですね。でも注意していただきたいのが、「でも今の自分は…」という思考までいかないことです。それをしてしまうと、悪い方向に思考が転がっていってしまいますので、そうなる場合は思い出にふけるのはストップです。

「今日の空キレイだな」
「こんなところに虫がいる」
でもいいので、今の周りから気づくことを考えるだけでいいです。

その一日一日を積み重ねていくことで、ほんのちょっとずつ良い方向に向かっているハズです。
悪い方向に行くんだったら、良い方向に行く可能性だって少なからずありますよね?
なんとかなりますよ。ここまで頑張ってきたんだから、これからもなんとかなります。今は人生の夏休みだと思って、休み明けが来てもまたなんとかなりますので、大丈夫です。

最後に

抜け出したいと焦れば焦るほど、より悪化するのが鬱です。自分ではどうしようもない思考になっているかもしれませんが、そんな時は上記のように、ひとつずつ継続していきましょう。

最近、私はラジオ体操にハマっています。2週間前から体調を崩し、頭痛・肩こり・背中痛・鼻水・痰などひどかったため、肩の周りが少しでもラクになればと思い、ラジオ体操を始めました。
こどもも一緒にやるようになり、独自な踊り方をしていますが、毎朝継続してやっています。できれば朝晩と2回やりたいところですが、ついつい忘れてしまっています。継続できるようにがんばります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします。