今日もお疲れ様です。読んでいただきまして、ありがとうございます。
前回は、休職してから3ヶ月までについて紹介いたしました。今回は、私自身のうつ病の症状について3ヶ月から半年を紹介いたします。

休職 3ヶ月~半年

気持ちのアップダウンはまだまだ大きい時期でした。食事・睡眠については、安定して出来てきており、気持ちの調子が良い時は、

「なんで、休んでいるんだろう?(休む必要ないくらい元気なのでは?)」
「せっかく休んでいるのなら、あんなことやこんなこと等、溜まっていたやりたいことをやりたいな」

などと考えられるようになってきました。しかし、アップの期間は短く、数分程度。95%くらいの時間は、ダウンの時間です。まだまだしんどいですね。

仕事については、「早く戻らないと」と気持ちが焦るばかりです。主治医いわく「焦りすぎてまだまだ全然休む態勢になっていない」、「そのままだと休みは逆に長引いてしまう」と。ただ、自分ではその気持ちを制御することは難しいです。

休職 3ヶ月~半年

休職を始めてからと同様、以下のことを継続します。

  • 職場の人事や上司からの連絡
  • 職場への診断書の提出や必要書類の作成
  • 精神科への通院   などなど

あと、やっておいたほうがいいことは

「軽い運動」

ですね。ただ、まだ、特に午前中は体が重く動かないことも多いです。そのため、夕方など体が動くようになってきたら、軽い運動をした方がいいです。意外と体力が落ちています。

風邪をひきやすくなっていませんか?うつの症状以外で、体調を崩しやすくなっていませんか?体力低下とともに、免疫力も低下しています。

もちろん、体が動かなければ、無理に動かす必要はありません。時期というものがあります。動かしてもいいかな~と思えたなら、運動を始めましょう。

私は趣味がゲームなのもあって、以前、ニンテンドーswitchの「リングフィットアドベンチャー」をやっていましたので、改めてリングフィットアドベンチャーをやりました。敵を倒したり、ステージをクリアしたり、レベルアップしたり、相棒から褒められながら運動できるので、なんとか継続することが出来ました。負荷や運動時間も決められるので、「始めは1ステージだけ…」とか、「今日は20分くらいやってみよう」などと少しずつ増やしたり、しんどい時は減らしたりできます。1畳くらいのスペースで室内運動できて、しっかり汗もかくので、オススメです。

やっておくといいもの

休職してから3ヶ月~半年にやっておくといいものは、以下のとおりです

  • 傷病手当金の申請
  • 自立支援医療制度の申請

やはり、お金の心配が出てきます。お金の心配をすればするほど、心が休まりません。心配は完全には無くならないかもしれませんが、軽減させるために、できる申請をしておきましょう。

傷病手当金は、職場によりますが、休職に入ってから半年間や、1年半などの期間、基本給の8割または2/3を日割りで支給される制度です。

自立支援医療制度は、こちらが1か所の医療機関(精神科への通院・入院のみ対象)、1か所の調剤薬局を指定して、そこでの診察料などの通院費やお薬代などを、自己負担3割から1割に軽減できる制度です。市区町村役場の福祉課で申請してから、受給者証を受領するまでに1ヶ月ほどかかりますが、受領するまでは、申請書の控えでその制度を適用できるようになりますので、申請後から適用可能です。

ただし、どちらも主治医の診断書が必要になってきます。たしか、1通3300円かかると思います。(実費)痛い出費ですが、傷病手当は自分が今まで払った社会保険料の一部を返してもらうだけと思えば、申請しやすいかなと思いますし、自立支援医療制度は長期的に通院する場合(精神科だと通院は長くなる傾向のようです)、3割から1割になるので、診断書の作成費用はペイできるのかなと思います。診断書も申請してから一週間から2週間ほどかかると思いますので、お早めに申請しましょう。

なお、職場や医師によっては、その制度を教えてもらえないため、自分で調べたり、問い合わせしたりしないといけない場合があります。

復職するかどうか

3ヶ月や半年などを区切りに、「復職すべきか」と迷われるかもしれません。そこは、主治医やご家族などと、しっかりと相談なさってください。本当に大事なことです。休職の生活に慣れてきたところで、再度仕事の生活に戻せるか、仕事の負荷に耐えられるか、また休職してしまう可能性は少ないか等々、考えないといけません。

考える気力がない場合は、まだ復職は早すぎます。頭の整理がつくようになってから、考えるようにしましょう。下手に考えてしまうと、疲れてしまったり、休職前の出来事をフラッシュバックしてしまって、余計しんどくなってしまうかもしれません。

相談する際は、必ず取り繕うことなく、ありのままの自分の気持ちを出しましょう。どうして復職したいのか、復職したくないのか、正直に話しましょう。周りの方々は皆さん味方ですよ。変にごまかさなくてもいいです。

復職する場合

復職しようと決めた場合は、色々と手続きが必要です。大体の流れは以下のようになると思います。

  • 主治医や家族と相談したうえで、復職することを決意
  • 職場に復職できそうだと報告
    (その際、産業医の面談を経て職場側も復職可能かを判断するため、いつまでに主治医による復職可能であることの証明書を職場に提出するよう要求されると思います)
  • 職場への提出期日に間に合うように、主治医に復職可能であることの証明書を作成していただく
    (職場によっては、追加で必要な書類があるかもしれませんので、人事担当者にご確認ください)
  • 証明書が作成され次第、職場に提出
  • 職場の産業医の面談を受ける(復職日の1か月前から2週間前)
  • 職場ー産業医による復職可能かの会議(こちらは出席不要。というか出席できないと思われます)
  • 復職可能な場合、職場に必要書類を提出
  • 復職日に出勤

という流れになると思います。そのため、主治医からOKが出ればすぐに復職できる…というわけではありませんので、ご注意ください。職場側も手続きのステップが必要になりますので、1ヶ月前くらいから進めていく必要があります。

復職しない場合

まだ休める場合は、ゆっくりと休みましょう。焦る必要はありません。休めるうちは休んでおいた方がいいです、絶対に。

今回も最後までお読みいただき、まことにありがとうございます。