今日もお疲れ様です。読んでいただきましてありがとうございます。
前回は、休職までについて紹介いたしましたが、前回に続き、私自身のうつ病の症状を紹介いたします。
休職が始まってから3ヶ月間
休職直後の思考は以下のようなものでした。
- 一日でも早く復職したい
- 周りに迷惑をかけている
- どうしてこんなことになってしまったのか
- なんで休んでいるんだろう
- こんなことをしていてはいけない
- 社会から取り残される
非常に焦っていました。精神科医からも「焦りすぎて全然休めていません。一ヶ月間など短期のお休みの診断ではなく、できれば思い切って2,3ヶ月のお休みの診断書を提出した方が、休む方に気持ちが切り替えられるかもしれません。」と言われました。
「この時間に出勤して、あの時間はあの仕事をして」と休職前の仕事のスケジュールを時計で追っていました。「働こうと思えば働ける!」と謎の自信はありました。
しかし、こんな症状が自分を襲っていました。
- 特に朝は体が重く、思うように体が動かない。体中に鉛をつけているかのように、どーんと重い感じがする。
- 常時、頭痛
- 常時、動悸
- 精神的なキャパが小さくなった。こどもの泣き声など、これまで我慢できていたものが我慢できなくなった。
- 涙が出る
- いなくなりたい気持ち
- 自分を許せない気持ち
こういったものが次々と思い浮かび、さらに心身がしんどくなりました。
ただ、睡眠薬や抗うつ薬の服用を一ヶ月ほど続けていると、夜は眠れるようになり、食欲も戻ってきました。
休職から3ヶ月間でやること(外的要因・強制)
仕事を休んでいても、少しだけやらければならないことは残念ながら発生します。家事はもちろんのこと、こどもがいる場合は育児、高齢な家族などがいる場合は介護をする必要があります。当然、仕事を休んだからと言って、生活は続いていきます。
でも、体が思うように動きません。布団から起き上がれないこともしばしば。一日中、布団の中で過ごすこともあります。そうなると、生活に支障をきたしてきます。家族などからサポートを受けられる場合は、お願いすることもできますが、精神的に弱っている状態のため、お願いすることもしんどい気持ちになります。なので、無理に家事などをしようとしますが、すぐ疲れてよりしんどくなります。心身の回復が非常に遅くなった感覚です。
また、生活以外にも次のような外的な要因で、動かなければならないときもあります。
- 職場の人事や上司からの連絡
- 職場への診断書の提出や必要書類の作成
- 精神科への通院 などなど
これが、とてもしんどいです。うつ病になる前より、もっと気を遣う精神状態になっていたため、気丈にふるまいますが、長くは続きません。さらに、それをしたぶり返しのように、どっと疲れてしまいます。気丈にふるまった結果、「案外、元気そうだね」と言われることもあります。(その一瞬はスイッチを入れて、そういったふるまいをしているだけで、それ以外の時は廃人のようになっているんですけども)
休職から3ヶ月間でやって良かったこと
上記のように、外的要因で強制的にやらないといけないことは、どうしてもあります。それ以外でやって良かったことを紹介します。
- なにもしないことをする
- 休む時だと言い聞かせる
うつ病を治すために、あれこれと色々としてはいけません。無理してやっても逆効果です。
なかなか、難しいかもしれませんが、なにもしないようにしてください。
- 眠たいときに寝る
- お腹が空いたときに好きなものを食べる
- トイレに行く
- ボーっとテレビを見る(見なくても流しておくだけでも気がまぎれます)
これくらいのことだけで十分です。それ以上はしても逆効果です。
3か月後や半年後などに、したくなってから、図書館に行って本を読むなり、娯楽を楽しむなりしてください。
しんどいときはなにもしないでください。それでいいんです。「こんなこともできない」と自分を責める必要はありません。ほんのちょっとずつ、ホントに、ほんのちょっとずつ良くなっていきますので、それを信じてゆっくり休みましょう。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。同じような時期の方は、読むのもしんどいですよね。ただ、なにか読んで現状を打破したいと思っておられると思いますので、すごいと思います。
読んで疲れたと思いますので、ゆっくりしてくださいね。
次回は、休職後3ヶ月からのことを書きたいと思います。